組織運営
新たな社会に向けた施策を踏まえたPTA組織
~ 現実と仮想を生きる子どもたちのために ~
Society 5.0の実現に向けた教育政策が2022年から実施されています。概要はあまり知られていません。政策では、学校だけにとどまらず、「社会に開かれた教育課程」の必要性がうたわれています。子どもたちにとって、学校以外に社会を身近に感じられるのがPTAです。しかし、こうした教育課程に対応するPTAという視点は見い出すことができません。そこで、Society5.0を生きる子どもたちを支援すべく、この教育政策に対応するPTA組織の在り方を考えます。
講 演 者

髙谷 将宏(たかや まさひろ)氏
【プロフィール】
昭和48(1973)年生まれ 仙台市出身 52歳
尚絅学院大学 客員教授 事業構想大学院大学 特任教授
株式会社エヌエスシー 常務取締役(仙台市:業務系ICT企業)
青森市立横内小学校(小5まで)、滝沢村立鵜飼小学校卒
滝沢村立滝沢南中学校(中2まで)、仙台市立八乙女中学校卒
東京学芸大学卒、放送大学大学院修士課程修了、東北大学大学院博士課程修了 博士(教育情報学)。東北学院大学データサイエンスセンター客員研究員、デジタル人材育成学会副会長(常務理事)。公正取引委員会下請取引等改善委員、デジタル庁デジタル推進委員。宮城県内の私立高校教諭として(公財)日本私学教育研究所委託研究員を兼務。また、公私間交流により私学人として公立高校での勤務を経験。
専門はAIリテラシー、起業家教育、質的研究。子ども1人 長女:小学校一年生
子どもたちが生きるこれからの社会は、現実と仮想からなるSociety5.0(超スマート社会)と呼ばれます。街づくりに例えると、これまでは、自然環境、都市環境などの触れられる空間における他者との関係性が中心でした。しかし、Society5.0におけるデジタル空間は、手で触れない空間に重きが置かれます。こうした中、自律分散型組織(DAO)といった考え方も出はじめました。
PTAは、子どもたちにとって学校の次に社会を身近に感じられる存在です。しかし、こうした社会変化に対応するPTAという視点は見い出すことができません。そこで、Society5.0を生きるこどもたちを支援すべく、この社会や教育政策の変化に対応するPTA組織の在り方をみなさんと一緒に考えてみます。

コーディネーター
せとう よしひろ
勢藤 芳弘 氏
仙台市立四郎丸小学校 校長
【プロフィール】
平成2年 白石市立白石第一小学校を皮切りに、白石市、亘理町、仙台市に教諭として勤務。
平成19年 東北大学にて社会教育主事資格を取得。
平成20年 仙台市泉ヶ岳少年自然の家、平成26年 仙台市生涯学習センター、令和2年 仙台市教育委員会生涯学習課など社会教育主事として勤務。
令和5年 仙台市立四郎丸小学校校長となり現在に至る。
これまで長きにわたり、教職員としてPTA活動に参加してきました。また、令和2年からは、生涯学学習課においてPTA担当としてコロナ禍の活動のバックアップをしてきました。新たな社会におけるPTA組織の在り方について皆さんと一緒に考えながらコーディネートをしていければ幸いです。

藤田 信 氏
秋田市立城東中学校PTA会長
【プロフィール】
平成24年度~平成25年度 明徳小学校PTA会長(平成24年度市P連副会長)
平成27年度~平成28年度 秋田東中学校PTA会長
令和4年度~令和6年度 東小学校PTA会長(令和5年市P連副会長)
令和7年度~現在 城東中学校PTA会長(市P連副会長)
木育パパサークル「あきた木木遊び隊」副代表
NPO法人ファザーリングジャパン 会員
Society5.0におけるPTA組織の在り方と言われても、明確にイメージできる人は少ないのではないでしょうか。私もそうです。誰も経験したことのない新しい姿の社会、そうした社会をこれから担っていく子どもたちが、その実現に向けて、何をどのように学んでいくべきなのか、そこにPTAが関わる余地はあるのか、Society5.0が実現した暁には子どもたちの学びはどう変わっていくのか、ご参加の皆さまとともに学び考えたいと思います。

畑山 和晴 氏
【プロフィール】
平成24年度~平成27年度 富谷町立成田小学校PTA会長
平成27年度 富谷町PTA連合会会長
平成28年度~平成31年度 富谷市立成田小学校PTA会長
令和1年度~令和2年度 宮城県PTA連合会監事
令和3年度~令和6年度 富谷市立成田中学校PTA会長
令和4年度 富谷市PTA連合会会長
令和3年度~現在 宮城県PTA連合会副会長
こどもたちが身体的、精神的、社会的にも満たされた幸福感を得るために、PTAとして何が行えるかが重要であると思います。現実と仮想を生きるこどもたちへPTAが出来る事、地域が出来る事、これまで以上にこどもたちを取り巻く環境の全体のバランスを重視して取り組まなければならない時期にあると思います。

遠藤 浩志 氏
【プロフィール】
平成3年 岩沼市市立岩沼西小学校 教諭から小学校教員としての生活を始め、平成14
年から平成16年までの3年間、パナマ日本人学校へ派遣される。帰国後、仙台市内の教員
として勤務し、平成25年から2年間、社会教育主事として泉区中央市民センターで社会教育に携わる。その後、主幹教諭、教頭を経て令和6年度より現職。
情報活用型授業を深める会 会長(日本教育工学協会JAET会員)
令和5年度 仙台市GIGAスクール推進協議会委員
令和6年度~東北福祉大学 非常勤講師 生涯学習概論担当
情報化や少子高齢化、グルーバル化など、予測することが難しくなると言われる時代。これか ら新たな時代を創る担い手となる子供たちがたくましく、しなやかに生きるための力を育むこと が大人たちの大きな役目の一つではないでしょうか。Society5.0 という新たな時代へと進む中、 学校と地域、そして保護者がどのように力を合わせていくことが、子供たちの豊かな未来へつな がるのかを皆さんと考えたいと思います。