人権教育
心を一つに、笑顔咲き誇る、一人ひとりが輝く未来へ
~ みんな違って、みんないい。個性が輝く共生社会のために ~
このような現状をふまえ、「真の共生社会」の実現に向けて、教育・保育・家庭という日常の接点から問い直す機会としたい。
講 演 者

星山 麻木(ほしやま あさぎ)氏
【プロフィール】
星山 麻木(ほしやま あさぎ / Asagi Hoshiyama Ph.D)
明星大学教育学部教育学科教授
保健学博士。日本音楽療法学会認定音楽療法士
一般社団法人こども家族早期発達支援学会会長
一般社団法人 星と虹色な子どもたち代表
TOKYO STAR RADIO八王子FM『星山麻木の子育て虹色ラボ』レギュラーパーソナリティ NHK Eテレ『すくすく子育て』監修出演多数
東京学芸大学音楽科卒業後、支援学校で音楽教師を務め、退職後、横浜国立大学 大学院修士課程(障害児教育)修了、東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻 (母子保健学)博士課程修了。メルボルン大学客員研究員(早期介入)。鳴門教育大学障害児教育講座助教授を経て現職。
著書:虹色な子どもたち 世界文化社
星と虹色な子どもたち 学苑社
ちがうことは強いこと 河出書房新社
発達多様性の尊重のために特性を理解することが大切です。そのために支援者である自分理解からスタートすることが子ども理解につながります。特性理解を虹色に例え、それぞれの特性に合った支援を学ぶにはどのようにしたらよいのかご一緒に考えていきたいと思います。

コーディネーター
やまき かんじ
八巻 寛治 氏
学校法人ろりぽっぷ学園スーパーバイザー(カウンセラー、学びの多様化学校:いわゆる不登校特例校ろりぽっぷ中学校開校準備室長)
【プロフィール】
教育カウンセリングと学級経営の専門家として長年にわたり全国の教育現場や保護者支援等で活躍し、現在はろりぽっぷ学園のスーパーバイザーとして、幼児教育とイエナプラン教育の実践を支援しています。宮城県内の小・中学校で教員として多くの経験の上に、上級教育カウンセラー、子育て支援センターカウンセラー、ガイダンスカウンセラー、学級経営スーパーバイザーとして、子どもたちの学びと成長を支える活動を続けています。
また、学びの多様化学校であるろりぽっぷ小学校において「人間キャリア科」の導入を推進し、不登校児童生徒の支援に力を入れるなど、教育の多様化に貢献しています。全国の教育機関や研究会、保護者支援の場で講座を担当し、心理的安全性を重視した学級づくりや、保護者支援の分野でも幅広く活動しています。
今回のPTA東北ブロック研究大会仙台大会では、特別分科会のコーディネーターとして、「みんな違って、みんないい」という共生社会の理念を深めるための議論を促し、参加者が実践的な知見を得られる場を提供します。星山麻木教授の講演とともに、教育現場における多様性の尊重と、子ども一人ひとりの個性を輝かせるための具体的なアプローチについて、実践的な視点から議論を進めたいと思います。

橋本 裕 氏
【プロフィール】
令和4年度~現在 郡山市立小原田中学校PTA会長
令和4年度 郡山市PTA連合会 理事
令和5年度 郡山市PTA連合会 副会長
令和6年度~現在 郡山市PTA連合会 会長
令和6年度~現在 福島県PTA連合会 副会長
人権教育ってすごく固く、難しいテーマだと思ってしまいます。権利や義務など法律に関係するような言葉ばかりイメージされてしまいます。でも、みんながごく当たり前に平等に持つ権利なので、皆さんと柔らかく考えていければと思っています。

千葉 恵美 氏
【プロフィール】
平成28年4月~令和3年3月 仙台市立小松島小学校PTA会長
令和2年4月~令和7年3月 仙台市PTA協議会副会長
令和3年4月~ 小松島小学校学校支援地域本部スーパーバイザー
令和3年4月~ 小松島小学校学校運営協議会委員長
多様性の尊重、インクルーシブ教育等、新たな考え方や学び方が多く見られるようになってきましたがまだまだ居場所がなく、抱え込んでいる子供、そして保護者もいます。
子供、先生、保護者みんなに個性があります。誰もが受け入れ認め合い、また、孤立をなくし、共に寄り添っている仲間との繋がりを持つことも重要と感じています。
一人一人最適な環境を見いだせるよう多様な繋がりを大切にしていきたいと思っています。

齋藤 勇介 氏
【プロフィール】
令和2年度~令和5年度 名取市みどり台中学校 PTA会長
令和3年度 名取市父母教師会連合会 会長
令和7年度~現在 宮城県PTA連合会 副会長
その他 全国児童館連絡協議会副会長、宮城県児童館・放課後児童クラブ連絡協議会会長、こども家庭庁児童厚生施設及び放課後児童クラブに関する専門委員会委員など公私にわたりこども子育てに関わる活動を行っている
5人の子供の父として、様々な日々の子育て経験から得た気づきや学びを共有しながら、子どもたちの誰もが未来に向け夢や希望を持ち、安心して自分らしく生きられる真の共生社会実現に向けて「子どもの権利」の視点から、私たち大人の役割を皆さんと考えていきたいと思っています。