大会宣言
掛け替えのない個の人間として、一人一人が多様な可能性を持ちながらも、自信が持てない子たちを、社会は愛をもって優しく受け入れ、居場所を保証することによって成長を促すことが可能です。「自己肯定感」「自己有用感」を育み自分を大切にする子にしたい。他者を思いやる心を持った地域社会の一員として行動する子どもたちを育てたい。
子どもの生き生きとした笑顔を見るには、我々大人が安心できる安定した社会をつくり笑顔を向けて接することが必要です。親自身も、様々な悩みを抱えた中にあり、自身の生き方を考えたり、子育てについて学んだり、コミュニケーションを取りながら、支え合う環境を創ることで大人(親自身)の居場所も確保していくことが確認されました。
今大会では、社会とどう向き合うかを含め、親としての悩み、大人としての悩みを共有し、自分が一人ではない(決して孤立してはいない)ことが確認されました。自身の居場所・生き方をも見つめ直し、子どもたちの健やかな成長を願いつつ、子も我々大人もともに成長することで豊かな社会を築き、家庭と学校、地域が一体となった子ども真ん中社会の実現に結びつけていくことを宣言し、次のことを決議いたします。
大会決議
一、私たちは常に子供に寄り添い、お互いに成長し合いながら安心できる家庭を築いていきます。(家庭)
一、私たちは家庭と学校、地域が互いに信頼関係を構築しあいながら、三位一体の環境を整え、子どもたちの満面の笑顔を願い、一人一人の多様な可能性を大切にしていきます。(学校)
一、子どもを地域の真ん中において、様々な関わりを通しながら、故郷を想い、故郷を大切にする気持ちを子どもたちに育み、持続可能な環境を整えていきます。(地域)
主 催
- 東北ブロックPTA協議会(会長:横岡 千和子)
- 仙台市PTA協議会(会長:高橋 由臣)
後 援
- 文部科学省 公益社団法人 日本PTA全国協議会
- 仙台市 仙台市教育委員会
- 仙台市小学校長会 仙台市中学校長会